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石膏ボードについて

皆さんは自宅の壁に何かを取り付けたいときに
まず何を考えるでしょうか? やっぱり真っ先に
考えるのは、壁面の材質ではないでしょうか? 

現在、一般の住宅の壁の材質の8割以上は
石膏ボードだと言われています。
ここではその石膏ボードの説明と石膏ボード用
アンカーの使い方について紹介させて頂きます。


石膏ボードが好んで使われる理由

1. 耐火性、防音性 断熱性が優れている。
2. 材料がベニヤ板の3分の1程度と安価。
3. カッターで切れる等、作業性の良いため
    工費が抑えられる。

以上の事から、特別に指示しない限りは一般の
住宅の壁は殆どが石膏ボードとなっています。 

ただ、良いことばかりではなくデメリットも
あります。一番は、ビスが打てない この1点
につきます。


石膏ボード壁の見分け方

壁にはクロスが貼られていますので壁の材質が
石膏ボードなのか一目見ただけでは分かりません。
この様な時は画鋲を壁に突き刺して外してみます。
針に白い粉が少しでも付いていたらその壁は石膏
ボードです。


石膏ボード壁の下地の位置を調べる方法

石膏ボード壁に何か取り付けるため、木ビスを
打とうとしても下地がどこにあるのかは見ただけ
では分かりません。

基本的な石膏ボードのサイズが幅910mmのため、
壁の端(角)にある柱から910mmの場所には間柱と
呼ばれる30mm〜40mm程度の柱が縦に入っている
ことが多いです。
あと、910mmの半分の450mmもしくは3等分の
300mm間隔で有ることが多いです。
また予め、取り付けが決まっているような場所
(タオルハンガーやトイレットペーパーホルダー等)
には下地としてベニヤ板などを石膏ボードの裏側に
貼り付けてる場合もあります。


   一般的な壁の構造


壁をコンコン叩いて音で判別する方法もあるのですが、
確実なのは下地センサーで調べることです。
ホームセンターやネットで約千数百円〜で購入できます。



石膏ボード壁と下地

石膏ボードの壁にビスを打つ場合、下地が有ればその
場所にビスを打込めばしっかり効きますが、
下地が無い石膏ボードだけだとビスは効きません。
石膏は木材と違い、脆くボロボロと崩れるからです。




石膏ボード用アンカー

石膏ボード壁で下地の無い場所にビスを打ちたい時に
使うのが石膏ボード用アンカーです。
当店で販売しているのは市販のエビモンゴGAアンカーです。




   石膏ボード用アンカーの使い方






*荷重は取付場所の材質、施工の状態によって
 左右されます。
*使用荷重は最大荷重の1/5以下が目安です。
*予告なく仕様を変更することがあります。
*GL工法には使用できないことがあります。
*下地に柱や梁があるところには使用できません。



 石膏ボード用アンカーの注意点

*下地のない場所にビスを打つ場合は石膏ボード用
 アンカーを使用します。
*石膏ボード用アンカーを使う際は注意することが
 あります。
*下地のある場所では石膏ボード用アンカーは使え
 ません。
*一度石膏ボード用アンカーを取り付けたあと取り
 外すと大きな穴があきます。
*アンカーは十分な強度はありません。
 下地に取付けた場合に比べ強度は落ちます。